【方法】

(実験1)胆汁酸負荷により誘発した肝および腎障害の改善作用
Wistarラット雄6週令時より投与群には0.5%デオキシコール酸(DCA)および5%SGを含有する粉末飼料を、対照群には0.5%DCAのみの飼料を6週間自由摂食させた。2、4、6週目に尾静脈より血液を採取し、血清生化学的性状を分析した。また投与5週目に尿量および尿中電解質濃度を測定した。
(実験2)ガラクトサミン(D-galN)誘発による肝障害の改善作用
Wistarラット雄6週令時より投与群には5 %SGを混ぜた粉末飼料を、対照群にはSGを含まない飼料を自由摂食させた。3週目にD-galN水溶液を腹腔投与(500mg/kg体重)後、経時的に血液を採取した。

【結果と考察】

(実験1)DCA負荷後2週目の血清GOT値は対照群1366±467(Karmen、平均±標準誤差)に対して、SG投与群406±88と有意(p<0.05)に上昇が抑制された。またSG投与群で血清BUN値の有意な低下、尿排泄量および電解質排泄量の増加傾向が認められた。
(実験2)D-galN投与後1日目の血清GOT値は対照群5148±1711に対してSG投与群2244±1241と有意(p<0.05)に上昇が抑制された。
以上より、SGは肝および腎機能障害改善作用を有し、ヒトの健康の維持増進に有用でることが示唆された。