PRESENTATION
1998
学会発表
1998年
日本癌学会第57回総会
乳酸菌生産物質のDMH誘発大腸発癌の抑制効果
乳酸菌や乳酸菌発酵物の癌抑制への関与については多数の報告がある。我々は、植物性タンパク質の培養基として、16種類の乳酸桿菌、乳酸球菌および酵母を共棲培養して得られた乳酸菌生産物質(SG)の有用性に着目し、本物質のDMH誘発マウス大腸発癌抑制効果について以下の実験を行った。
学会発表
1998年
第9回日本消化器癌発生学会
乳酸菌混合培養により得られた代謝産物のDMH誘発マウス大腸発癌の抑制効果
乳酸菌や乳酸菌発酵物の癌抑制作用への関与については多数の報告がある。我々は、植物性タンパク質を培養基として、多種の乳酸桿菌、乳酸球菌および酵母を混合培養して得られた乳酸菌代謝物質(SG)の有用性に着目し、本物質のDMH誘発マウス大腸発癌抑制効果について検討した。
学会発表
1998年
第52回日本栄養・食糧学会大会
乳酸菌生産物質のラット肝および腎機能障害改善作用
乳酸菌は多くの発酵乳類やチーズ等の食品に用いられ、近年では生菌製剤等に利用されている。代謝産物を含む乳酸菌菌体はプロバイオティクスとよばれ、整腸作用のみならず血清脂質低下、免疫賦活、抗腫瘍効果など種々の機能を有することが明らかになりつつある。我々は、植物性タンパク質を培養基として、16種類の乳酸桿菌、乳酸球菌、酵母を共棲培養して得られた乳酸菌生産物質(SG)の有用性に着目し、本物質の肝および腎機能障害改善作用について検討した。
学会発表
1998年
第71回日本細菌学会総会
各種有機酸の腸管出血性大腸菌O157:H7殺菌性の比較
腸管出血性大腸菌O157-H7(以下O157と呼ぶ)の感染予防に関連しては胃内、腸内の食事性ないし腸内発酵由来有機酸の影響について検討してきた。腸内有機酸ではpH5.5―6.0の低pHにおいて酢酸、プロピオン酸、酪産が乳酸あるいは塩酸酸性よりもO157の発育を強く抑制することを明らかにした(第70日本細菌学会総会)。また、各種の市販飲料におけるO157の増殖性を比較検討し、炭酸飲料、発酵乳などの酸性飲料が殺菌性を示すことおよびお茶類、牛乳は増殖を促進すること(特に牛乳は顕著)を示した(第74回食品衛生学会)。今回は各種の有機酸(腸内有機酸、食品添加物の酸味料)の殺菌性を比較検討した。
論文発表
1998年
J. Japanese Society for Gastroentero logical Carcinogenesis 10:137-139,1998
乳酸菌混合培養により得られた代謝産物のDMH誘発マウス大腸がんの抑制効果