PRESENTATION
ストレス・慢性疲労
学会発表
2008年
第12回日本統合医療学会(IMJ)
乳酸菌の混合培養により得られた発酵産物(生源®)の歯科治療時のストレス軽減に及ぼす作用について~唾液アミラーゼによるストレス判定を通じて~
歯科治療に伴う患者の痛みを除き、処置を安全かつ確実に可能にする為の局所麻酔は日常的に行われるものである。しかし術前の不安感や緊張感が重なり、そのうえ麻酔の行為自体がストレスとなると血圧上昇を惹起し、時として偶発症を招くことがある。昨年、乳酸菌の混合培養で得られた発酵産物(以下生源)にストレス軽減作用が認められ、口腔内の不定愁訴が治癒した一例を報告したが、今回も唾液アミラーゼモニター(COCOROメーター)を使用し生源の局所麻酔使用時のストレス軽減作用について比較検討を行った。
学会発表
2008年
第12回日本統合医療学会(IMJ)
慢性疲労症候群に対して乳酸菌の混合培養により得られた発酵産物(生源®)の単独服用が症状の寛解に有効であった2症例の考察
生活が著しく損なわれるような強い疲労を主症状とし、6ヶ月以上の期間に持続ないし再発を繰り返す、と定義される本症(CFSと略)該当例を過去20年間に6例ほど経験した。この中で最近遭遇した2症例について演者が8年間の臨床経験を有するサプリメントである「生源」の単独投与を試みたところCFS症状の寛解が得られた。そこで特効薬がないとされる本症の本態と治療についての示唆が得られたので報告し、御意見をいただきたい。
学会発表
2007年
第11回日本代替・相補・伝統医療連合会議(JACT)
ストレスが原因と考えられる口腔内不定愁訴が乳酸菌の混合培養により得られた発酵産物(生源®)の応用で治癒した一例
歯科領域においてストレスが少なくとも発症の要因の一つとされる疾患(齲蝕、歯周病、ドライマウス、口臭、舌痛症、味覚異常など)は、いずれも唾液が大きく関与している。一方、人体に係るストレスを定量的に計測するバイオマーカーとして血液や尿などが知られているが、その採取法ならびにその評価は簡便かつ迅速ではない。しかし歯科において唾液採取は簡単に行えるため、(株)ニプロ社製のストレス測定器具『COCORO METER』を用い、ストレスが原因と考えられる口渇感を主訴とする患者の唾液のアミラーゼ活性を測定し、乳酸菌の混合培養により得られた発酵産物(以下生源)の摂取前後のストレス変化を追った結果、興味ある知見を得たので報告する。