PRESENTATION
肝機能・腎機能
学会発表
2004年
第4回日本統合医療学会/第6回日本代替・相補・伝統医療連合会議北海道支部会合同学会
乳酸菌混合培養により得られた発酵生産物質(Biofermentics®)の肝障害防御効果
乳酸菌については整腸作用、免疫賦活、アレルギー改善をはじめ多くの機能性が報告されている。我々は、複数種の乳酸桿菌、乳酸球菌および酵母を大豆抽出液中で混合培養して得られる発酵生産物(BiofermenticsR、BFと略す)の有用性に着目し、本物質の肝障害防御効果について検討した。
学会発表
2003年
日本薬学会第123年会
肝細胞に対する各種イソフラボン類および豆乳の乳酸菌発酵代謝産物の影響
豆乳の乳酸菌発酵代謝産物にはイソフラボン類が高濃度に含まれ、そのイソフラボン類には抗腫瘍作用、抗酸化作用、抗炎症作用などの生物活性が報告されている。以前本学会において我々は、免疫機能の調節に関わるTh1/Th2バランスに、イソフラボン類が影響を及ぼすことを報告した1)。そこで我々は、イソフラボン類、および豆乳の乳酸菌発酵代謝産物について、Th1型の肝障害モデルを用いた肝細胞障害におよぼす影響を検討した。また、細胞内(Reactive Oxygen Species:ROS)生成阻害によって生じた細胞障害抑制作用も検討した。
学会発表
1998年
第52回日本栄養・食糧学会大会
乳酸菌生産物質のラット肝および腎機能障害改善作用
乳酸菌は多くの発酵乳類やチーズ等の食品に用いられ、近年では生菌製剤等に利用されている。代謝産物を含む乳酸菌菌体はプロバイオティクスとよばれ、整腸作用のみならず血清脂質低下、免疫賦活、抗腫瘍効果など種々の機能を有することが明らかになりつつある。我々は、植物性タンパク質を培養基として、16種類の乳酸桿菌、乳酸球菌、酵母を共棲培養して得られた乳酸菌生産物質(SG)の有用性に着目し、本物質の肝および腎機能障害改善作用について検討した。
論文発表
2009年
eCAM 6(3)357-363;2009
Improvement of Experimentally Induced Hepatic and Renal Disorders in Rats using Lactic Acid Bacteria-fermented Soybean Extract