PRESENTATION
腸管疾患
学会発表
2010年
第14回日本統合医療学会 IMJ2010徳島大会
アルコールのマウス腸管上皮損傷に対する「生源」の保護作用の電子顕微鏡的評価
乳酸菌混合発酵産物からなるサプリメント「生源」によるアルコール(AL)の十二指腸上皮の密着結合(TJ)損傷の抑制能の有無を超微形態学的に評価した。
学会発表
2008年
第12回日本統合医療学会(IMJ)
乳酸菌の混合培養により得られた発酵産物(生源®)及び放射線ホルミシス療法にて改善した潰瘍性大腸炎の一例
潰瘍性大腸炎は特定疾患に含まれる難治性炎症性腸疾患であり、わが国での罹患率は欧米に比し低率ではあるが患者数の推移を特定疾患医療受給者証交付件数からみると、毎年約5000人と増加の一路を辿っている。多くの患者は再燃と寛解を繰り返し、治療にステロイド剤、免疫抑制剤などを使用することからその副作用に苦しんでいる患者も多い。今回、我々は乳酸菌の混合培養により得られた発酵産物(生源)および放射線ホルミシス療法により長期間服用したステロイドを離脱することができ更に症状の改善を認めた潰瘍性大腸炎の一例を経験したので報告する。
学会発表
2007年
第11回日本代替・相補・伝統医療連合会議(JACT)
過敏性腸症候群(IBS)に対する乳酸菌混合培養により得られた発酵産物(生源®)の臨床応用経験のまとめ
大学病院循環器内科から一般内科医に転向した著者が、生源を日常診療に取り入れてから5年になる。生源は乳酸菌、酵母などの有効菌を共棲培養して作られたBiofermenticsマルカコミR(BF)であり、腸内環境を整える健康食品と理解されたので、慢性下痢症に悩んでいた著者自身が服用開始したところ良好な便通を維持できるようになった。それをもとに、IBSに該当する患者に3種類の生源を使い分ける試験的運用をはかった。その結果を前年JACTに報告してきたが、IBS専門医の治療方針が奏功せず、困惑している人たちに統合医療的見地からみて有用性があることを確認できたので、そのノウ・ハウを示したい。
学会発表
2005年
第9回日本代替・相補・伝統医療連合会議(JACT)
バイオファーメンティクス®を応用した過敏性腸症候群(IBS)管理の臨床試験
日常一般臨床において下痢、便秘の両者ないし片方が存在するIBSと思われる症例が多く存在する。通常は便の物理的性状を改善しても快便が得られず、QOL(quality of life)に障害があるので、開発10年以上の経験があるバイオファーメンティクス(BF:ALA製)を用いたところ臨床的に有用であることを認識したのでJACT第2報として報告する。
学会発表
2005年
第8回日本代替・相補・伝統医療連合会議(JACT)
過敏性腸症候群における慢性下痢ないし便秘症状に対してバイオファーメンティクス®が有効であった7例
過敏性腸症候群(IBS)では下痢、便秘の両者ないし片方が出現し日常生活に支障をきたすので、通常の医師処方を継続しても症状改善が得られない症例についてバイオファーメンティクス(BF)の効果を判定する臨床試験を行った。
学会発表
2004年
日本薬学会第124年会
豆乳の乳酸菌発酵代謝産物による実験的炎症性腸炎に対する影響
乳酸菌発酵産物は食品としての歴史が長く、プロバイオティクスとして抗炎症効果やアレルギー予防効果、大腸炎の抑制作用など多様な生理活性を有することが知られており、免疫系を介してヒトの恒常性の維持に大いに寄与している。今回は、豆乳の乳酸菌発酵産物の実験的炎症性腸炎モデル動物を用いて生存率に対する影響を検討した。また、ヒト末梢血単核細胞に対するサイトカイン産生誘導能(IL-10,TGF-β)についても検討した。
論文発表
2020年
医学生物学電子顕微鏡技術学会誌 33 (1) 19-21.
乳酸菌混合発酵産物による外因性障害物質による小腸絨毛上皮障壁の保護効果 ~走査および透過電子顕微鏡による解析~
論文発表
2017年
J. Electr. Microsc. Technol. Med. Biol. 30 (1):1-4(2017)
Protective Effect of Lactic Acid Bacteria-Fermented Soybean Extract from Detergent-Induced Damage to Murine Small Intestinal Microvilli
論文発表
1998年
J. Japanese Society for Gastroentero logical Carcinogenesis 10:137-139,1998
乳酸菌混合培養により得られた代謝産物のDMH誘発マウス大腸がんの抑制効果