株式会社エイ・エル・エイ

エイ・エル・エイ乳酸菌研究所

エイ・エル・エイ乳酸菌研究所

ALA Research Institute for Fermentative Microbes

JPEN

PRESENTATION

2007

  • 2007年

    第11回日本代替・相補・伝統医療連合会議(JACT)

    生源®の発酵に使用するLactobacillus plantarum ALA株(BF-LP284)の担癌モデルマウスにおける抗腫瘍効果の検討

    我々は、複数の乳酸桿菌、乳酸球菌、酵母を大豆抽出液中で混合培養することで得られる発酵産物(以下生源)の有用性に着目し、免疫調節作用の検討を行ってきた。昨年の本学会で、生源の経口摂取による腸管免疫の活性化を報告している。乳酸菌の免疫調節作用には、抗アレルギーや免疫賦活などが報告されているが、菌体の経口摂取による抗腫瘍効果の報告は少ない。今回、発酵に使用する乳酸菌の菌体成分が生源の免疫調節作用に大きく関与していると考え、調節作用に優れたLactobacillus plantarum ALA株(以下BF-LP284)を選抜し、BF-LP284の免疫調節作用、とくに抗腫瘍効果について担癌マウスを用いて検討した。

  • 2007年

    第11回日本代替・相補・伝統医療連合会議(JACT)

    ストレスが原因と考えられる口腔内不定愁訴が乳酸菌の混合培養により得られた発酵産物(生源®)の応用で治癒した一例

    歯科領域においてストレスが少なくとも発症の要因の一つとされる疾患(齲蝕、歯周病、ドライマウス、口臭、舌痛症、味覚異常など)は、いずれも唾液が大きく関与している。一方、人体に係るストレスを定量的に計測するバイオマーカーとして血液や尿などが知られているが、その採取法ならびにその評価は簡便かつ迅速ではない。しかし歯科において唾液採取は簡単に行えるため、(株)ニプロ社製のストレス測定器具『COCORO METER』を用い、ストレスが原因と考えられる口渇感を主訴とする患者の唾液のアミラーゼ活性を測定し、乳酸菌の混合培養により得られた発酵産物(以下生源)の摂取前後のストレス変化を追った結果、興味ある知見を得たので報告する。

  • 2007年

    第11回日本代替・相補・伝統医療連合会議(JACT)

    乳酸菌の混合培養により得られた発酵産物(生源®)と糖質栄養素(アンブロトース®)併用にてHIV量が改善したHIVの一症例

    HIVに対する治療は近年目覚ましい進歩を遂げているが、世界的規模ではその患者数は増加の一路をたどっている。薬剤による治療効果も上がっているがその一方で数多くのHIV患者がその副作用に悩まされている。今回我々は、通常のHIV治療薬未使用例で乳酸菌の混合培養により得られた発酵産物(以下生源)、糖質栄養素(アンブロトース)併用のみでHIV量が劇的な改善を認めたHIV症例を経験したので若干の考察を加えて報告する。

  • 2007年

    第11回日本代替・相補・伝統医療連合会議(JACT)

    乳酸菌の混合培養により得られた発酵産物(生源®)の創傷治癒に及ぼす影響

    我々は複数の乳酸桿菌、乳酸球菌、酵母を大豆抽出液中で混合培養することで得られる発酵産物(以下生源)の有用性に着目し、生源 が有する様々な機能性の検討を行っている。これまでに肝機能改善作用、大腸癌発症抑制作用、抗変異原作用、免疫賦活作用などについて本学会で報告してきた。今回、ラット皮膚全層欠損創モデルを用いて生源の創傷治癒促進作用を検討した。

  • 2007年

    第11回日本代替・相補・伝統医療連合会議(JACT)

    乳酸菌の混合培養により得られた発酵産物(生源®)の消化管粘膜の化学的バリアーに対する保護効果~界面活性剤(食器洗剤)による BALB/cマウス空腸微絨毛障害の超微形態学的評価~

    身体に有害な化学成分から消化管粘膜を保護する化学的バリアー効果の維持は極めて重要である。本研究は乳酸菌の混合培養により得られた発酵産物(生源)が消化管粘膜の化学的バリアーに対する保護効果を有するかどうか評価することを目的として、BALB/cマウスを用いて界面活性剤(食器洗剤)経口投与後の空腸微絨毛の障害像について超微形態学的に評価した。

  • 2007年

    第11回日本代替・相補・伝統医療連合会議(JACT)

    過敏性腸症候群(IBS)に対する乳酸菌混合培養により得られた発酵産物(生源®)の臨床応用経験のまとめ

    大学病院循環器内科から一般内科医に転向した著者が、生源を日常診療に取り入れてから5年になる。生源は乳酸菌、酵母などの有効菌を共棲培養して作られたBiofermenticsマルカコミR(BF)であり、腸内環境を整える健康食品と理解されたので、慢性下痢症に悩んでいた著者自身が服用開始したところ良好な便通を維持できるようになった。それをもとに、IBSに該当する患者に3種類の生源を使い分ける試験的運用をはかった。その結果を前年JACTに報告してきたが、IBS専門医の治療方針が奏功せず、困惑している人たちに統合医療的見地からみて有用性があることを確認できたので、そのノウ・ハウを示したい。

  • 2007年

    日本歯科東洋 医学会誌 26:1-9,2007

    乳酸菌生産物質とは何か?またその歯科応用について