【結果】

565名の解答あり。使用の内訳と頻度は①体質改善(85例;15%:以下例数、%略)②腫瘍・ポリープ60;11③骨関節症49;9④薬剤ことに抗がん剤副作用軽減44;8⑤肝炎41;7⑥脳神経系疾患32;6⑦高血圧・高脂血症32;6⑧アレルギー疾患25;5⑨糖尿病21;4⑩自己免疫疾患17;3、などであった。解答者自身の効用についての判断は改善59%例、不変25%例、判定不能15%例などであった。担当医に生源服用を申告していたのは全例の18%のみで、医師の治療方針に従いつつ生源を服用していた傾向が31%にみられ、医師・患者関係の保持を優先させていることが分かった。生源単独の効果を期待した例は90例(16%)あった。

【結論】

医師主導の治験によらねば真の評価は得られないと考え、その成果に期待するが、代替医療への医師啓蒙も必要である。