【目的】

サプリメント「生源」の主要成分である乳酸菌混合発酵産物(BF)が腸内細菌叢ならびに唾液中分泌型IgA(s-IgA)濃度に与える影響を単盲検法にて検証した。

【方法】

学生ボランティアにBF(450mg/日、n=11)を14日間摂取してもらい、摂取前後の腸内細菌叢の構成をT-RFLP(Terminal restriction fragment length polymorphism)法にて、またs-IgA濃度をELISA法にて測定した。

【結果】

BF群はプラセボ群(n=10)に対して有意(P<0.05)なビフィズス菌の増加を認めた。また、BF群におけるビフィズス菌とクロストリジウム属の増減者数分布比較では、有意(P<0.05)なクロストリジウム属の減少を認めた。一方、BF摂取後のs-IgA濃度の変化率は、プラセボ群-12.3±55.5(%、平均±標準偏差)に対してBF群53.7±68.9と有意(P<0.05、t検定)に高値を示した。

【結論】

BFは腸内環境を改善すると共に粘膜免疫能を高めることが示唆された。