【方法】
7週齢のBALB/cマウス(雄)を通常飼育群と1%「生源」添加飼育群の2群に分けた。1週間飼育後、2群のマウスに15%AL溶液単独と1%「生源」添加15%AL(SG+15%AL)溶液を0.5ml経口投与した。5分後の十二指腸のTJの変化を透過電子顕微鏡にて評価した。【結果】1)通常飼育群の解析:15%AL溶液単独及びSG+15%AL溶液の場合、共にTJは損傷して観察された。2)1%「生源」添加飼育群の解析:15%AL溶液単独の場合のTJは損傷して観察された。一方、SG+15%AL溶液の場合は、コントロールのTJと同様に正常像として観察された。
【結論】
「生源」はALによる腸管上皮のTJの損傷を抑制することが明らかとなった。