【方法】
健常人の各グループ(n=6~8)に1日当たり「生源」は15g、各成分はそれぞれ「生源」1日摂取量に含まれる量とし、14日間の摂取後、糞便と唾液を採取し、糞便は光岡の方法で培養し、s-IgAはELISA法で測定した。
【結果】
「生源」摂取で、腸内有用菌bifidobacteria, lactobacilli, enterococciの菌数はいずれも4-5倍と有意(P <0.05)に増加し、各成分ではBFとα-CDでbifidobacteriaの増加傾向が見られた。一方、s-IgA濃度は「生源」と成分のBFおよびBF-LP284で有意(P <0.05)に上昇した。
【結論】
「生源」摂取による腸内環境改善と粘膜免疫の活性化が認められた。