PRESENTATION
口腔・歯科
学会発表
2010年
第14回日本統合医療学会 IMJ2010徳島大会
乳酸菌混合発酵産物の口腔ケアに関する臨床的検討
乳酸菌混合発酵産物(BF)を原料とする「生源」は、様々な機能性を有することが分かっているが、特に歯科領域ではin vitroにおいて歯周病菌増殖抑制があることが分かっている。今回歯周病原性細菌由来ぺプチダーゼの測定により、生源配合歯磨剤である「BFデンタルジェル」の口腔ケア効果を臨床的に検証したので報告する。
学会発表
2009年
第13回日本統合医療学会(IMJ)
舌痛症患者に対する乳酸菌の混合培養による発酵産物「生源®」の長期使用経験例
難治性舌痛症患者に対して生源を応用し治癒させた症例の10年予後を知った。
学会発表
2006年
第10回日本代替・相補・伝統医療連合会議(JACT)
バイオファーメンティクス®とパタカラの併用で舌痛症が治癒した一例
舌痛症は「心理・情動因子に起因し、舌に表在性の違和感を訴えるが、それに見合うだけの器質的変化のないもの」とされ、現在非常に増えている。治療法としては従来の方法に加え鍼灸や漢方などの東洋医学的報告が見られる。今回病因論的に見て、まず内因的には乳酸菌の発酵産物であるバイオファーメンティクス(以下BF)で、外因的には口腔筋機能療法用具パタカラの両者併用で舌痛症が治癒した一例を報告する。
学会発表
2005年
第9回日本代替・相補・伝統医療連合会議(JACT)
口腔乾燥症(ドライマウス)へのバイオファーメンティクス®の応用
我が国で40~50万人が存在すると言われているシェーグレン症候群では、ドライアイやドライマウスを主症状としている。しかし実際に歯科医を訪れる口腔乾燥を主訴とする患者、及び本人の自覚は無いが口腔乾燥症を疑う患者は、シェーグレン症候群の患者数をはるかに上回る。シェーグレン症候群と診断されなかった患者10名に対し、バイオファーメンティクス(BF)の効果を判定した。
学会発表
2001年
第20回日本歯科薬物療法学会
乳酸菌生産物質のう蝕および歯周病関連細菌に対する抗菌性
従来の歯周病治療における除菌には消毒剤、抗生物質等が用いられてきたが、これらは口腔内の常在細菌叢への影響や耐性菌の出現が懸念されるため、う蝕、歯周病関連細菌にのみ特異的に作用する抗菌物質が望まれている。一方、乳酸菌は近年、宿主の腸内菌叢のバランスを改善することによって有益な作用をもたらすことを目的とした生菌成分をプロバイオティクス、またその有用菌の増殖を促進する物質をプレバイオティクスと呼び、整腸作用のみならず血清脂質低下、免疫賦活、抗腫瘍効果など種々の優れた機能を有することが明らかになりつつある。我々は、これらの範疇に含まれる乳酸菌生産物質(SG)の有用性に着目し、本物質のう蝕および歯周病関連細菌に対する抗菌性をin vitroで検討した。